私は犬が大好きです。我が家では私が1歳の頃から犬を飼っています。
私の人生で3匹の犬と生活を共にしてきました。3匹とも訳アリの犬たちでした。

我が家では犬をペットショップで購入したことがありません。
1匹目の子は、道端で今ほどしっかりした愛犬団体のようなものではないのですが、その人が路上で里親探しをしている雑種犬を当時まだ1歳の私があまりにも気に入ってしまい、両親が後日その方に連絡を取り引き取ってくれたそうです。

2匹目は父親の友達の家の不注意によって出来てしまった子犬をもらいました。

3匹目は引き取り手がない場合殺処分するとの文言に、いてもたってもいられず引き取りに行きました。

3匹目に我が家に来た子の名前はチロ。この子は私が初めて私の意志で飼う事を決めた子です。
たまたまネットで見つけた10カ月のチワワでした。

ネットの情報には、里親を探されている飼主がブリーダーだとは書かれてなかったんですが、話を進めるうちに彼女がブリーダー(資格があるかどうかは定かではありません。)だという事が分かりました。

チロには睾丸がありませんでした。これってどういう事か分かりますか?
商品として作られたチロは、睾丸がないが故に商品にならない。そしてそのブリーダー自身も飼う気はサラサラない状況。

彼女の説明では多頭飼いで他の犬と相性が悪いうえに、散歩も嫌いで一切ケージから出せていないとの説明を受けました。
後日談ですが、我が家に来た散歩嫌いのはずのチロは散歩大好きな子でしたが。

この子の父親はドッグ賞で賞を取った凄い血統を持った子孫だ、睾丸はないけど血統はしっかりしている等と、愛犬家の私に取ったら、どうでもいい事を彼女は必死に説明してくるんです。
そりゃそうですよね。既に10カ月を超えた犬は性格も出来上がってるし、ほとんど成犬に近く引き取り手もかなり減る。それにも増して、チロは商品としてみたら欠陥品。

とにかく私はこの子を引き取らなくてはと、すぐに引き取る決意をしました。
我が家に来たチロは睾丸がないだけでなく、心臓にも疾患を持った子でした。

犬を飼うという事は、多少なりとも犬への愛情がある人だと思います。
でも、ペットショップやブリーダー経由で飼犬を探す人を私は犬好きだと思えませんし、愛犬家とは何があっても認めません。

ペットショップで売れなかった動物の行く末には色々な説があり、私もペットショップで働いたことがない為不確かな情報しかなく偉そうなことは言えませんが、
殺処分されてしまう子がいても何ら不思議ではないでしょう。

ペットショップに行けば沢山の動物が狭い空間に入れられ、見世物のように陳列されています。
その子たちが、全員暖かい飼主さんの元に行ける運命だとは思わないし、起こりえないでしょう。

数週間後同じペットショップに行くと、値下されたりしている光景を見る事もあるでしょう。一つの命がです。人間と何ら変わらない命に値段がついて、まして人間の勝手で値下げまでされているんです。

恐らく、誰にでも好きな犬種があると思います。
でもネットで里子を探すと、かならず自分の好きな犬種を見つける事が可能です。

それだけ里親を探している子たちが大勢います。
里親を探している子たちはまだ恵まれている方で、そのまま保健所に連れていかれる子たちもたくさんいます。

保健所から里親の手元に渡る犬はごくわずかだと聞きました。その後は想像もしたくない事が現実に日本全国で起こっています。
犬を飼おうと今日ペットショップで誰かが探している間にも、数多くの犬が殺処分されています。

本当に犬が好きならば、まずは犬をこの先飼おうとしている人たちが、その子たちの犬生を全うさせてあげませんか。
命を商品にするのはやめませんか。

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